配管ロボット
配管ロボット
建物の中に敷設された、水道管やガス管などの配管は、複雑な形状をしており、定期的にメンテナンスする必要がある。そのメンテナンスのためには、これらの配管の立体的な図面を製作し、かつ修復が必要な箇所を特定する必要がある。このような目的のために、ソフトマターで構成された配管ロボットの研究が進められている。この配管ロボットは、偏心重りの付いたモータで柔軟な繊毛を振動させ、その繊毛の変形により、配管の内側を押し、その反作用で前進するという機構を有する。これは、山形県内の企業である弘栄設備工業株式会社との共同研究であり、東京ビッグサイトにおける国際ロボット展2019で展示を行い、好評を得ている。
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